6月15日（土）、第32回FIT呼吸器外科研究会をハイブリッドで開催し、51名の先生方に参加していただきました。お忙しい中、ありがとうございました。

テーマは「難易度の高い手術」でした。各施設から「難しかったー」という手術について提示していただきました。対応に悩ましい症例、教訓的な症例、手技的に難しい症例とバラエティに富んだ内容で、若手には若干難しかったかもしれませんが、将来遭遇するであろう、患者さんへの対応の引き出しとしていただければと思います。

特別講演では、藤田医科大学の星川康先生に「藤田医科大学の新しい取り組み　肺移植とda Vinci SP手術」のご講演を行なっていただきました。残念ながら、緊急の肺移植実施のため、Web講演となってしまいましたが、肺移植立ち上げから実施についての詳しい解説、da Vinci SPを使った縦隔腫瘍、肺癌手術の経験を教えていただきました。大変わかりやすく勉強になりました。ありがとうございました。

最近、企業からスポンサーを受ける場合、研究会の会則や実績などを報告することを求められるようになってきました。今回、現状に即するように、世話人会でFITの会則変更を承認していただきました。また、空白であった代表世話人に松本が就任させていただくことになりました。

今後も若手教育中心の姿勢で、若手が参加しやすい場を提供したいと思います。宜しくお願いします。