平成 27年 7月 25日（土曜日）第1回FIT呼吸器外科研究会を行いました。47名と大変多くの参加を頂きありがとうございました。北陸全体で呼吸器外科をされている先生は研修医を除けば50数人ですので，驚異的な参加率でした。心から感謝いたします。

以前，金沢大学の関連病院の中でRAMIS（Robotics and Minimally invasive surgery workshop）呼吸器外科分科会という研究会を行っていましたが若干閉鎖的でした。北陸の呼吸器外科の先生方と相談し，もっと視野を広げて，北陸全体の呼吸器外科医が集い，互いに手術手技を勉強し，忌憚のない意見を言い合える研究会を作ろうと言うことで，本研究会を立ち上げました。お互いの情報を共有し，先輩の知識と技術を後輩に伝え，全体のレベルが上がるように頑張りましょう。

今回のテーマは「難症例に挑む」ということで，6題の発表を行っていただきました。演者は石川県立中央病院の常塚宣男先生，福井大学の岡田晃斉先生，富山大学の山本優先生，金沢医科大学の薄田勝男先生，北陸中央病院の清水淳三先生，金沢大学の吉田周平先生でした。ありがとうございました。いずれの演題も非常に勉強になる内容で，参加の先生方からも非常に活発な質疑応答が行われました。やはり，このような研究会を皆さんが求めていたのだなと感じました。

参加者は北陸全体から来ていただき，大学などの垣根を越えて時間にあまり縛られずに討議できたことは素晴らしいことだと思います。これからも良い雰囲気づくりができるよう努力したいと思います。