2018年12月15日(土)に第14回FIT呼吸器外科研究会を行いました。お忙しい中、41名の先生方にご参加いただき感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申しあげます。
【薬剤のレクチャー講演】
石川県立中央病院 呼吸器外科 田中伸廣先生
「当院におけるNSCLCに対するテセントリクの使用経験」
【テーマ:「術後合併症の対策」】
富山県立中央病院 呼吸器外科 髙山哲也先生
『当院における肺瘻対策ソフト凝固の応用』
金沢大学 先進総合外科 田中雄亮先生
『気管支断端ろうの治療と注意点』
福井大学医学部附属病院 呼吸器外科 岡田晃斉先生
『術後乳び胸に対する心得と治療方針』
石川県立中央病院 呼吸器外科 藤森英希先生
『術後乳糜胸の治療』
今回はテーマが「術後合併症の対策」ということで、気漏、気管支断端ろう、乳び胸について討論されました。いずれの発表も日常自分が手術を行うときに非常に役に立つ内容だったと思いますが、参考になりましたでしょうか。
【特別講演】
独立行政法人国立病院機構姫路医療センター
呼吸器センター部長 宮本好博先生
『失敗から学び尽くそう!』~こけてもただでは起きないぞ~
特別講演には呼吸器センター部長 宮本好博先生においでいただき、「『失敗から学び尽くそう!』~こけてもただでは起きないぞ~のご講演を行っていただきました。胸腔鏡下手術における様々なpitfallとtroubleshootingを様々な症例で提示していただきました。多くの経験から望ましい手術手技や合併症対策についてもご教示いただき大変勉強になりました。ありがとうございました。